2021年3月20日⇒2024年5月6日(再)
『花のある暮らし』へようこそ。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
自然界には様々な色の花があります。
色の感じ方は、人によって違うので科学的に実証することは難しいです。
でも、色は心理的・身体的に影響を与えると言われています。
例えば、ダイエット中に青い食器は食欲を減退させるとかいうアレです。
そんな、色彩心理による花の効果のお話です。
青い花(寒色)
青い色は憧れの色。
空の青や海の色など、私達の身近な自然の中にありながら、それなのに簡単には手の届かない存在。
そういったことから、憧れや理想、神秘性を象徴します。
青の心理効果は、
🌿心を沈める、落ち着かせる
🌿筋肉を弛緩させる
🌿涼を感じる
🌿論理的思考を促す
🌿集中力を高める
🌿食欲を減衰させる
ブルーライトってご存じですか?
睡眠を阻害するということで問題視されていますが、ブルーライトそのものが悪い訳ではありません。
太陽光線の中に含まれるブルーライトを日中に浴びると、神経伝達物質のセロトニンが分泌され、体内時計の働きが正常になるという効果があります。
また、セロトニンの別名は『幸せホルモン』。
気分を安定させると共に、睡眠を促すメラトニンの材料にもなります。
感情的になったり、イライラしやすい人は、神経の高ぶりを抑えてクールダウンしてくれる青を取り入れるようにすると良いですよ。
また、論理的思考を促して、頭の中を整理するのを助けてくれたりもします。
心を落ち着かせたい時、頭の中を整理したい時は
青い花を飾ってね。
紫の花(中間色)
紫は神秘の色。
青と赤という、相反する二つの性質を併せ持ち、自然界に於いては貴重な存在です。
その為、紫は高貴なものや神秘性を象徴します。
紫の心理効果は
🌹創造性と感受性を刺激する
🌹感覚を目覚めさせる
🌹安眠をもたらす(淡いラベンダー)
🌹芸術的感性を高める
古来、紫という色を抽出することはとても難しく、貴重な色でした。
その為、高貴な色、優雅な色として位置づけられてきました。
そこに、赤と青のような二面性から、「下品」や「低俗」といった逆の意味をも持っていました。
また紫は、感覚を目覚めさせて、創造性を刺激します。
創造力を高めたい時、独創的になりたい時は
紫の花を飾ってね。
緑の花(中間色)
緑色は癒しの色。
植物の葉や森林の色である緑は生命活動に不可欠な自然の代名詞です。
自然のもたらす安らぎ、そして癒しや穏やかさを象徴します。
そんなグリーンが与える心理効果は
🌿血圧・体温を正常にする
🌿心身を穏やかにする
🌿調和、バランス
🌿リラックス、リフレッシュ
🌿視力を改善す
緑は、心理的は安定やリラックスをもたらしてくれるとともに、ストレスや不安、抑うつを緩和してくれます。
正に、癒しの緑ですね。
癒しが欲しい時、リラックスしたい時はグリーンを飾って下さいね。
ピンクの花(暖色)
ピンク色は優しさの色。
甘くて、可愛いピンクは、歓びや幸福感を象徴します。
また、健康的であることも意味します。
ピンクの心理効果は
🌷ポジティブな気持ちにさせる
🌷イライラ、ストレスを和らげてリラックスする
🌷穏やかで優しい気持ちにする
🌷若々しい気分にする
🌷女子力を上げる
ピンクはイライラを押さえて穏やかな気持ちにしてくれる他に、安心感を与えるので癒しや肯定感を高めたい時にもお勧めです。
また、若々しくありたいという気持ちを引き出して、女子力を上げるのに効果的。
幸福感を味わいたい時、女子力をアップしたい時は
ピンク色の花を飾ってね。
白い花(無彩色)
白い色は穢れの無い清らかな色。
翳りや穢れの無い白は、「光」や「清らかさ」を意味し、世界各国で「平和」の象徴とされています。
白い色が与える心理効果は
🌼心をクリアにする
🌼心機一転させる
🌼正直な気持ちにさせる
🌼新しいスタート
🌼緊張感を高める
白い色には、全てのスペクトラムが含まれているため(太陽光の全ての色を混ぜると無色透明になります)、複数のホルモンを刺激してリセットし、気分を一新してくれる効果があります。
逆に反射率が高い白は緊張感を高める働きもあるため、選び方によっては脳や目を疲れさせる原因にもなり得ます。
心機一転したいとき、心をクリアにしたい時は
白い花を飾ってね。
黄色い花(暖色)
黄色は有彩色の中で最も明るく、太陽の光を象徴する色です。
黄金や穀物の実りの色も連想させるので、
『喜び』や『希望』の他、『幸福な気分』や
『健康的』なイメージを持っています。
そんな黄色(イエロー)が与える心理効果は・・・
🌻楽しい気分にさせる
🌻コミュニケーションを豊かにする
🌻元気になる・幸福になる
🌻会話力を向上させる
🌻自分をアピールする
親しみやすく、見る人の気分を明るくしてくれるので落ち込んだ気分の時は黄色いお花を飾ると良いですよ。
但し、鮮やかな黄色は神経を刺激しすぎてしまうので、長時間過ごすスペースに取り入れるなら優しい色あいの黄色がオススメです。
元気になりたい時は黄色いお花、
お部屋に飾ってみてくださいね。
赤い花(暖色)
赤い色は情熱の色です。
血液や太陽、炎などの生命活動に欠かせないもの。
生命力や強烈なエネルギー、そして勇気や強いリーダシップを象徴します。
赤い色の心理効果
🌹自律神経と交感神経を活発にする
🌹覚醒ホルモンを分泌する
🌹全身を奮い立たせる
🌹男性ホルモン(テストステロン)濃度を高める
🌹勝利に導く
血液から連想する「情熱」と「生命力」、「怒り」
太陽から連想する「強烈なエネルギー」
炎から連想する「熱さ」
パワフルで血気盛んな印象の赤はアニメや特撮ヒーローのリーダーの色であるのも納得ですよね。
また、赤は古くから魔除けとしての役割もあります。
神社の鳥居や、還暦の赤いちゃんちゃんこ、だるまなど、悪霊や病気を退ける力があると信じられてきました。
赤い色には、交感神経を優位にしてアドレナリンの分泌を促したり、心拍力や筋力を高める男性ホルモン(テストステロン)の分泌にも関わっていることが分かっています。
スポーツのチーム競技で赤い色のユニホームを採用しているチームが多いのは、そういったことからだと言われています。
勉強や仕事の効率を上げて勝負に勝ちたい時、
商売の売り上げアップをしたい時
ストレス発散したい時、
自分を奮い立たせて勇気が欲しい時、そんな時は、お部屋に赤い花を飾ってね。
オレンジ色の花(暖色)
オレンジ色は陽気さの色。
その名の通り、温暖な土地で実る果実の色に由来しています。
明るく、ポジティブで開放的であることを象徴します。
オレンジ色の心理効果は
🌻食欲を促進させる
🌻注意を促す
🌻人と人とのコミュニケーションを円滑にする
🌻ポジティブ、プラス思考にさせる
🌻楽しい気分にさせる
🌻孤独感を和らげる
肌の色に近いオレンジは、暖かく親しみやすい、活発で外向的な印象を与え、人との心の距離を近づけやすくしてくれます。
また、明るくポジティブな気分にして、行動力を高めてくれます
楽しい気分になりたい時、行動力を高めたい時は
オレンジ色の花を飾ってね。
花は、色によって気持ちに与える影響が違います。
その時の気分に合わせて、花を飾ってみてくださいね。