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お花にまつわる記念日、8月1日はハイビスカスの日です。
8月1日はハイビスカスの日
宮古島あかばなぁ(ハイビスカス)産業化協議会が観賞用から農産物として展開するためにその認知度を高めるのが目的として制定しました。
日付はハイビスカスは夏に最盛期を迎えることと、8と1で「ハイビスカス」の「ハ(8)イ(1)」の語呂合わせで、気持ちも「ハイ」になるイメージから。
ハイビスカスってどんな花?
ハイビスカスの概要
現在確認されているだけで3000以上の品種が流通しています。
カラーも赤やピンク・オレンジ・白をはじめ青や黄色・グラデーションまで非常に豊富です。
ハイビスカスの花言葉
ハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」です。
夏の太陽の光を浴びて咲く、大ぶりで大胆な容姿に反して、可愛らしいイメージだとおもいませんか?
そして、色ごとにも個別に意味が違います。
- 白・「艶美」
- ピンク・「華やか」
- 黄色・「輝き」
- 赤・「勇敢」
ハイビスカスの名前の由来のあれこれ
ハイビスカスという名前は、エジプトの美の神である「hibis(ヒビス)」にちなんでつけられたという説があります。
でも、実はこれって誤りなんです。
なぜなら、エジプト神話の美の神はHathor(ハトホル)で、ヒビスという神は存在しません。
そして、ハイビスカスは元々エジプトには存在しなかったんです。
では、実際のところはどうなんでしょう。
ハイビスカスは、紀元後1世紀の植物学者ペダ二ウス・ディオスコリデスという人が命名したもので、古代のギリシャ語で「ibiscos」とよばれていました。
この名前はもともと、タチアオイという植物につけられた名称で、これがラテン語に翻訳されて「hibiscos」となります。
少し脱線してしまいますが、名前の由来と同様に、クレオパトラがハイビスカスティを愛飲していたという説もあります。
こちらも現在は疑問視する説があるようです。
ハイビスカスティに使われているのは、ハイビスカスの近種のローゼルという花で、この花はエジプト王朝時代の地中海沿岸にはなかったんだそうですよ。
エジプトで飲まれるようになったのは、19世紀後半くらいからではないかと言われています。
真偽のほどは分かりませんが、それさえも興味深いと思いませんか?
儚さも併せ持つ
ハイビスカスは、咲いたらその日のうちに枯れてしまいます。
ひとつひとつの花の寿命は1日の「一日花」と呼ばれる植物です。
次々とつぼみをつけて新しい花を咲かせ続けます。
髪飾りやレイに使われる情熱的なイメージとは裏腹に、繊細という花言葉があるのはこういう理由なのかも知れませんね。
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日本記念日協会とは
日本記念日協会では記念日文化の発展を願い、従来からある記念日はもちろん、新たに誕生した記念日についても登録制度を実施している機関です。