『花のある暮らし』へようこそ。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
今週のお題「やる気が出ない」にちなんで、今日は花の癒し効果についてのお話です。
コロナ禍の抑圧に、5月病、そして梅雨の鬱陶しいお天気。
やる気が削がれることばかりな毎日ですね。
なんだかやる気がでないな~という方、生活の中に花を取り入れてみませんか?
花を観賞することの効果
とても美しくもあり、可愛らしいお花達。
そんなお花には、見ている人を癒す効果があります。
蛇や事故など、不快な写真と、「花」「空」「椅子」の3つの中のいずれかの写真を交互に見ることを繰り返して、それぞれどの写真を見て、同いう変化があったかということを調べる実験がありました。
- 気持ちの変化:「花」と「空」は気持ちをポジティブにさせました
- 血圧の変化:「花」は最も血圧を下げて、ベースラインに近付けました
- ストレスの変化:「花」のみ、ストレスホルモンのコルチゾールが21%下がりました
- 脳活動の変化:「花」は扁桃体と海馬の活動が抑制されました
これで何が分かるかというと、早い話が花を見ると癒されるということですね。
扁桃体と海馬の活動が抑制されるというのは、花に注意が惹き付けられる=不快なものから気持ちが削がれるということで、「ディストラクション効果」といいます。
その結果、気持ちがポジティブになります。
では、「花」同様に「空」も癒し効果があるのでは?
これについては、「空」はポジティブになると同時に、 気持ちが高ぶってしまいます。
その結果、血圧が思うように下がりきらなかったと推測されます。
つまり、花はポジティブにすると同時に、気持ちを穏やかにするということです。
生花だけでなく、写真でも効果あり
この実験は、写真を使って行われました。
つまり、香りでも癒される生花からの癒し効果は言うまでもありませんが、雑誌やネットの写真でも癒しは得られるということです。
このブログの写真で、皆様の気持ちがポジティブになりますように。
花の効果は、色もポイントです
直接的な花の効果という訳ではありませんが、色によって気持ちへの影響の仕方が変わってきます。
青い食器で食べると食欲が落ちるというアレですね。
その時々の気分に合わせて、色を選んでみるのも良いですね。
そんな私も、やっぱりやる気が出ない日々です。
皆さん、お花を見て元気になりましょうね!!
今週のお題「やる気が出ない」
参考文献:Best Flower Arrangement