『花のある暮らし』へようこそ。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
ハーバリウムに関して、私のところによく頂くご質問にがあります。
「ハーバリウムのデザインは、空間がある方がいいのですか?隙間なくぴっちり詰めるべきですか?」
今日は、そんな質問にお答えしていきます。
タップできる目次
ハーバリウムのデザインと空間
空間のあるデザイン
空間静止の技術を用いた振っても動かないハーバリウムはその特性から空間を最大限に活かしたデザインが可能です。
空間がないデザイン
お好きな花材を、ぎゅぎゅ~っと詰め込んだハーバリウムも、とっても可愛らしいです。木の実やドライフラワーの花頭のみなどにオススメのデザインです
デザイン観点なら、どちらでもOK
透明なガラスボトルにお花を詰め込んで、ハーバリウムの美しさは、光を通したときに際立ちます。
デザインのみに焦点を当てて考えると、空間がある、なしはお好みに合わせて自由に作って頂いて大丈夫です。
安全上の注意が必要な場合
ただし、安全上の注意が必要な場合があります。
それは収斂(れん)火災です。
収斂火災、収斂発火とは?
たまに電柱などで見かける猫除けのペットボトルによって火災が起こりえることをご存じでしょうか?
収斂(しゅうれん)発火とは、凸レンズ状の透明な物体や、凹面鏡状の反射物に太陽光を収束させて、可燃物を発火させる方法で、これによる火災を収斂(しゅうれん)火災といいます。
昔、キャンプなんかで五円玉の真ん中に水滴を垂らして、虫眼鏡のようにして火を起こす方法を本で読んだことがありますがまさにこれですね。
オススメのデザインは?
飾る場所や、作りたいデザインによってボトルを変えるなど、工夫が必要です。
飾る場所からデザインする
窓辺に飾る
- 角形(ボトルの側面が平面のもの)ボトルを選らぶ
- 空間のないデザインを選ぶ
直射日光の当たらない場所に飾る
- ボトルの形状は問わない
- 空間の有り無しは問わない
ボトルの形から選ぶ
円錐型、丸型(筒状)のボトル
- 窓辺に飾るなら必ず空間なし
- 直射日光が当たらないならどちらも可
角形のボトル
- 窓辺に飾るならなるべく空間なし
- 直射日光が当たらないならどちらも可
デザインから選ぶ
空間ありデザイン
- 角形ボトルを使用(窓辺に飾る場合)
- なるべく直射日光を避ける
空間なしデザイン
- ボトルは自由
- 飾る場所は自由
プレゼントなど、贈られた方がどんな場所に飾るかわからない場合は、角形が無難ですね。
お買物の際、あるいは手作りされる際の参考になさってくださいね。