『花のある暮らし』へようこそ。
ブログにご訪問頂きありがとうございます。
ここ数年、ご自宅でフラワーアレンジをされる方が増えてきています。
専門店でなくても、ホームセンターや手芸用品店でも材料が手に入りやすくなり、初めての方も新たな趣味として、とても入りやすいですね。
今日は、そんなフラワーアレンジのなかでもアーティフィシャルフラワーに関するちょっとしたアドバイスです。
アーティフィシャルフラワーの葉っぱ、アレンジの後に余らせてる方はいらっしゃいませんか?
アーティフィシャルフラワーとは
アーティフィシャルフラワーとは、いわゆる造花のことですが、生花をリアルに再現したクオリティの高い「高級造花」と呼ばれるものです。
遠目で見ると、生花と区別がつかない程なのですよ。
とはいうものの、いろんな形態のものがあります。
お花の中でも、左右の二つは生花を忠実に枝から再現したもの。
中央のアネモネはピックの形態をしていて、これはリースなどのステム(茎)を使用しないデザインのものにそのまま使うことができます。
また、生花を再現してはいるものの、左のデイジーは矢印の部分の通り、葉っぱがとても小さいですね。
また、リーフ(葉っぱ)単独でも販売されています。
左から、枝やステムついた形に作られたもの、真ん中は一枚葉、そして一番右がブッシュ(藪)タイプと呼ばれるものです。
ストックして上手に使おう
実際に、ご自分でフラワーアレンジを制作された方なら、一度はご経験されているかと思います。
アレンジを作った後、葉っぱって余るんですよね。
もう作品は完成したし、これ以上足したくないからって捨てていませんか?
私は、残った葉っぱをこんな風にストックしています。
使用例
では、実際にどんな風に再利用できるか、いくつかご紹介しますね。
アレンジのかさ増しに
ご自身でお店で必要な材料を選んで購入されると分かりますが、欲しいと思ったものを全部揃えると、意外と高額になってしまいます。
また、これでOK!と思って買ってきたものの、実際に作ってみるとなんだか足りないなとか、ちょっと色合いがイメージと違うなとか、そういうケースで悩まされたことはありませんか?
そんな時に、ストックの葉っぱが役立ちます。
この写真は、元々の白いバラについていた葉っぱだけでは足りなくて、ストックしてあった葉っぱを足してかさ増ししています。
アーティフィシャルフラワーだけでなく、ヘッドの部分だけで販売されているプリザーブドフラワーのアレンジにも使えますね。
ご予算が決まったオーダーで価格を押さえたい時なども、このストックが大活躍しそうでです。
裏面の処理に
この写真はリースの裏面です。
リースを作る際は、長期間飾っている間に花材が抜け落ちたりしないように、グルーでしっかりと固定をします。
この写真はグルーを分かりやすくするために強調して普段より多めに付けていますが、実際に裏返してみるとあまり美しくない。
そして、ワイヤーが飛び出していたり、リース土台に棘があったりで壁を傷つけることも考えられます。
それを防ぐために、余った葉っぱをこんな風に裏面に張り付けて、カバーしています。
このように使う場合は、浮き上がらないように葉脈をはがしてから貼り付けてくださいね。
また、リースだけでなく、ブーケの裏面のワイヤー隠しにもオススメですよ。
土台として
こちらは、私の小学生の娘が作ったアレンジです。
どこに使っているかというと・・・
大きめの葉っぱ一枚をアレンジの土台にしています。
葉っぱに直接フォームを貼り付けて、そこにアレンジしていっているんです。
他にも、工夫次第でいろいろ活用の幅が広がりそうですね。
どんな風に残す?
では、どんな風に残していくのが良いのでしょうか?
やみくもに、残ったもの全てストックしていくと大変なことになります。
ここは、賢くふるい分けていきたいところです。
私の場合は、ちょっと特殊な色の加工がされていたり、見た目に安っぽい質感のものは処分するようにしています。
また、私の場合は冒頭のクリアケースに入りきる分だけをストック。
それより多くなったら、似た感じの物など選別して処分しています。
また、こんな風に大きさ別、種類別、色別など分けておくと使う時に目的のものが探しやすいですね。
材料を購入する際も、こんな風に整理がされていたら、「自宅にあるストックのアレと組み合わせたらいいから、買わなくて良さそう!」と買い物がしやすくなるのではないでしょうか。
いががでしたか?
ご自宅でフラワーアレンジ、どうぞお楽しみくださいね!
実は、他にも残しておくとよいものがもう一つあるんです。
また次回、ご紹介させて頂きます。