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『花のある暮らし』へようこそ。
\自分好みは自分で作れる/
気持ちに寄り添って、お花選びから心を込めて
花を贈ることは、想いを贈ること
思い描いたイメージを形にできる花教室Fairy'sGardenです。
Fairy'sGardenに1Dayレッスンでリースを作りにいらっしゃる生徒様、半数くらいの方が似たようなことをおっしゃいます。
自分でもリースを作ったのですが、花がすぐに取れて来ちゃうんです。
どうしてなんでしょうね?
今日はこちらのご質問にお答えしていきます。
この質問をされる方は、たいていグルーを使って作業をされているようです。
グルーガンは、熱可塑性樹脂(熱で溶ける樹脂)を溶かして接着剤とする道具です。
当然のことながら、内部は高温になります。
(低温用130℃前後、高温用160℃前後とグルーガンの種類によって異なります)
ワークショップなどで、木工用ボンドをご用意すると必ず1回は聞かれることがあります。
『グルーガンの方が(ボンドより)強力にくっつくのではないですか?』
うんうん、そういうイメージありますよね。
グルーは高温で溶けて、冷えると固まる性質の為、くっつくのが早く、万能のイメージがあります。
でも、苦手とする場所、物があります。
グルーガンでの接着に向かないもの
プラスチックや金属、ガラスなど、つるつるした材質のものは一旦くっついたように見えても、すぐにはがれる恐れがあります。
表面が滑らかな質感の木材なんかもそうですね。
Fairy'sGardenのレッスンでは、コサージュなどの花が取れづらくなる裏技もお伝えしています。
グルーガンとボンド、どっちが強力?すぐはがれるのはなぜ?
ボンドは乾燥するのに、仮に1時間とします。
一方、グルーは外気温に影響されるものの、だいたい数十秒で硬化します。
どちらも固まる前は、流動性のある液体に近い状態。
ここで問題。
グルーやボンド、どっちが強力?
固まるまでの間に、何が起こっている?
答え。
表面がつるつるでない素材をくっつける場合、グルーもボンドもそこに浸みこみながら固まります。つまり、固まるまでに時間が掛かるボンドの方が、たくさん浸み込む分、強力にくっつくという訳。
ものすごく悪い例えなのは承知で・・・
黒カビが生えたら、落とすのが大変なのを想像してみてください。イメージできます?
表面がつるつるのものは、そもそも浸み込まないので根っこがなくて取れやすいのも当然ですね。
また、最初に触れたように、グルーガンにも高温用と低温用の2種類があります。
高温用の方がより強力にくっつくとされています。
自分に合った資材を見つけよう!
ボンドで作ると、乾燥するのに時間が掛かるので作業の途中で形が崩れたりする恐れがあります。
そういう意味では、速乾性のグルーが有利。
また、水溶性のタイプのボンドは屋外には向きません。
屋外に使うなら、耐水性がいいですね。
どこにどういう風に飾るか?
作りやすいのはどっちか?
ご自身が作りたいものに合わせて、最適な資材を選んでくださいね。
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