『花のある暮らし』へようこそ。
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\自分好みは自分で作れる/
気持ちに寄り添って、お花選びから心を込めて
花を贈ることは、想いを贈ること
思い描いたイメージを形にできる花教室Fairy'sGardenです。
日々の暮らしに花と癒しをテーマに書いているブログですが、今年からは頂いた疑問や質問にもお答えしています。
直接お花と関わりのない内容ではありますが、宜しければお付き合いくださいませ。
今年の秋は、2019年以来久しぶりにイベントへの出店を予定しています。
そして今回は、このイベントがデビューという生徒様と共同出店です。ということで、これからイベント参加をしてみたいなという方の為に、2回に分けてイベントについて解説していきます。
今回は、出店するイベントの選び方です。
ジャンルを超えて、これからイベントへの出店を検討されているハンドメイド作家さんの参考になれば幸いです。
イベントに出店する目的は何ですか?
あなたはなぜ、ハンドメイドイベントに出店したいのですか?
そんなの、作った作品を売りたいからに決まってるじゃない!という声が聞こえて来そうですね。
もちろん、心を込めて作った作品を、お客様にお気に召して頂けたらとても幸せです。
では、その先のことはどうでしょう?
- 自分が作った作品を、売る機会が欲しい
- 普段は委託販売やネット販売、お買い上げ下さるお客様に直接ふれあいたい
- とにかく楽しいことが好き!自分もイベントに参加して楽しみたい
- 普段はハンドメイドを教えるお仕事、こんな教室があるんだよと認知度を上げたい
- ハンドメイド仲間を増やしたい
他にもいろいろ理由はあると思います。
この理由=目的によって、どういうイベントが自分に合っているかが変わってきます。
たとえば、4番目の『教室の認知度を上げること』を目的にしたとします。
自宅から電車や高速飛ばして数時間といった遠方にある会場に来られるようなお客様が、果たして教室の生徒様になって下さるでしょうか?
もちろん、いまどきの流れに乗ってオンラインレッスンを開催されていらっしゃれば話は別ですが。
ところが、他の『売る機会が欲しい』や『お客様と触れ合いたい』『イベント自体を楽しみたい』、が目的であれば、この自宅からの会場までの往復は、単なる目的のための手段でしかありません。
個人的に自分自身がイベントを楽しむ!ことが重要だと思っています。
自分が楽しいと感じているかどうかは、お越し下さるお客様にも確実に伝わります。
そんな先のことまで考えずに、手ごろなイベントに出ればいいというのも一つの考え方ではあります。とはいえ、せっかく参加した以上は、なんだか残念だったな、もう次回はいいかな・・なんて悔いを残したくありません。
その為にも、どのイベントを選ぶのかは少し慎重になりたいところです。
出店するイベントを決めよう!
どんなイベントの種類があるの?
そもそも、一言でハンドメイドのイベントと言っても、その形態や条件は様々です。
屋外で開催されるのか、室内なのか?
春休みなどの長期休暇やクリスマスといった行事などのタイミングなども、検討する時の判断材料になります。。
その中でも、手作り品限定のハンドメイドマルシェと不用品も出せるフリーマーケットは似ているようで全く違うので注意が必要です。
手作り品限定イベント
販売できるものがハンドメイド品に限定されたイベントです。
様々なジャンルの手作り作家さん達の、手の込んだ精巧な作品達が並びます。
大部分の作家さん達は、イベントの為の手に取りやすい価格設定のものを販売していますが、手間暇かかった高価な作品も目にすることがあります。
初めてハンドメイドイベントに参加される方は、こちらのタイプを選ばれることをお勧めします。
フリーマーケット
家庭にある不用品なども販売できるイベントで、稀に「販売を職業にしている人の参加を禁止」している運営団体も見かけます。
このイベントは、売られているものがとにかくお値打ち。
学校や自治体などの不用品バザーを想像してください。
材料費だけでも高価なものが多いハンドメイド品は、価格面で不利です。
また、経験上値切られることも当たり前といった印象があります。
イベント選びの際のポイント
開催時期
例えば、私の扱うお花であれば、母の日やクリスマスと言ったプレゼント選びの時期に開催されるイベントは狙い目です。
また、土日祝日に開催されるものがほとんどですが、平日の開催であったり、中にはモールや百貨店などの室内で1週間通してというものもあります。
開催場所・立地条件
これには様々な要素が含まれます。
- 屋内なのか、屋外なのか?
- 交通の便が良いか?
- 駐車場が利用できるような場所なのか?
- オープンな場所なのか?閉ざされた空間なのか?
なども重要なポイントです。
完全に私の主観ですが、屋外イベントの方が楽しいなと感じますが、天候に左右されるのが悩ましい所です。
酷暑が続く真夏や梅雨時期等、イベント自体が中止になったり、開催されても客足が伸びなかったりというケースも考えられます。
また、屋外の場合は、人がたくさん集まる場所かどうかということもチェックポイントです。
イベントの開催は知らなかったけど、たまたま通りかかったら人混みが出来てたから気になって寄ってみたなんてこともありますよね。
屋内のイベントの場合は、ショッピングモールの特設会場であれば先述の屋外イベントのように偶然立ち寄られる方もいらっしゃいますが、体育館やホールを貸し切りで開催されるようなイベントは、わざわざそのイベントの為に出向いたお客様しか来られません。
出店料
イベントに出店するには、主催者に対して出店料を支払う必要があります。
1,500円程度のものから数万円のものまで、様々です。
開催場所の判断基準と同様に、イベント参加することによって利益を上げたいのか?それとも、自分の店を知ってもらうことを目的とした販促費用と捉えるのか?考える必要があります。
また、数万円の高額の出店料を払ってでも得られる「経歴」という付加価値を得たいという考え方もあります。
何を目的にするかによっても、いくらまで出せるか、そのイベントを選ぶのかどうかが変わってきますね。
もしも可能なら下見を
定期開催等で可能であれば、
- 通常どれくらいの人が訪れるのか?
- 自分の作品のターゲット層と合っているのか?
- そもそもどんな雰囲気のイベントなのか?
- どんなジャンルの出店者が多くて、どういうブースの設営が良いのか?
など、リサーチついでに足を運んでみるのをお勧めします。
私の過去の失敗談ですが、初めての会場だけど、すごく人気のイベントに出店したことがあります。
ところが…お客様の年齢層がご高齢の方ばかりで、キッズとそのご家族くらいの年代を想定した私のブースは閑古鳥でしたということがありました。
出店するイベントを決めたら、早いうちに申し込みを!
イベントの開催時期にもよりますが、人気のあるイベントは公募から数日で全てのブースが埋まってしまうこともあります。
応募要項をよく読んで、早めに申し込みをしましょう。
これから、秋から年末にかけてはイベントシーズンです。
自分に合ったイベントに出会えるといいですね。
次回は、イベントに出店に必要な持ち物について解説します。
ハンドメイド作家さん必読!
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