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日本にたくさんある記念日の中から、花にまつわる記念日をご紹介します。
4月24日は植物学者・牧野富太郎にちなんだ「植物の日」です。
皆さんの身近にある植物、この方が発見してものかも知れませんよ。
4月24日は植物の日
1862年・文久2年の4月24日は、植物学者である牧野富太郎の誕生日。
これにちなんで、4月24日は「植物学の日」に制定されています。
牧野富太郎は、日本の植物学の基礎を築いたひとで、その功績から「日本の植物学の父」と呼ばれています。
植物学者・牧野富太郎
植物学者である牧野富太郎氏をご存じですか?
高知県出身、なんと2年で小学校を中退しながら独学で植物学の研究を続け、50歳(1912年)の時には東京帝国大学理科大学で講師も務めました。
学歴を持たず、権威を理解しない彼に対し、学内からの圧力を受けながらも、1927年、65歳で理学博士の学位も取得し、77歳までの27年間(助手時代から47年間)に亘って大学に貢献しました。
1957年に94歳で死去した後、従三位に叙され、勲二等旭日重光章と文化勲章を授与されています。
小さい頃から植物が大好きだった彼は自らを「草木の精」と称していたそうです。
日本植物学の父と呼ばれるにふさわしい方ですね。
多くの新種を発見
94年の生涯において、たくさんの新種の発見と命名を行いました。
なんと命名は2500種以上(新種1000、新変種1500)、自らの新種発見も600種余りもあるそうです。驚くべき数ですね。
約40万枚集の標本を集めた彼は、日本植物学の基礎を築いた人物として「日本の植物学の父」と呼ばれています。
1940年に出版された『牧野日本植物図鑑』は現在でも植物研究者や愛好者に親しまれています。
『雑草という名の植物はない』
植物学者である彼をご存じない方でも、この言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。いかに、植物を愛していたかが伝わってきますね。
高知県高知市五台山には、彼を称えた高知県立牧野植物園があるそうです。
いつか行ってみたいです。
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