2021-03-10初投稿⇒2021-9-21再投稿
『花のある暮らし』へようこそ。
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春と秋、年に2回あるお彼岸。
どういう意味があるかご存知ですか?
彼岸とは?
お彼岸は、春と秋の年2回、春分の日と秋分の日の前後3日を合わせた7日間です。
お彼岸の初日を「彼岸入り」、春分の日と秋分の日を「彼岸の中日」、7日目の最終日を「彼岸明け」と言います。
彼岸は、日本固有の仏教の考え方で、煩悩を脱した悟りの境地のことをいいます。
三途の川をはさんで、我々が住んでいる世界を此岸、そして向こう側の仏様の世界を彼岸といいます。
春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほとんど同じで、太陽が真西の方角に沈みます。
仏教の考え方では、春分の日と秋分の日は、西の方角にあるとされるあの世と最も距離が近くなる日と考えられました。
お彼岸っていつ?
お彼岸の日にちは、固定ではなく、春分の日と秋分の日によって決まります。
春分の日と秋分の日は国民の祝日です。
法的(祝日の位置づけ)な意味としては次のようにされています。
自然を称え、生物を慈しむ祝日
- 秋分の日
祖先を敬い、故人を偲ぶ祝日
どちらのお彼岸も、日本特有の文化として、帰省したりお墓参りをしたりするのが一般的です。
お供え花のタブー、よかったら参考になさってくださいね。
おはぎとぼた餅の違い
お墓参りをすると、季節のお花と合わせてお供えするのがおはぎとぼた餅です。
ふたつの違い、ご存知でしょうか?
それぞれ季節の花にちなんでいます。
『牡丹』の花が咲く春のお彼岸が「ぼたもち」
秋の七草である『萩』の季節が「おはぎ」。
この他にも、地域によって別の呼び方だったり夏は別の名前だったりすることもあります。
まとめ
遠くてなかなか会えない、コロナ禍で帰省が出来ない。
なかなか帰省が難しい時代です。
お墓参りが出来れば一番いいです。
それが叶わない方もご自宅でご先祖様に想いを馳せて、手を合わせてみてはいかがでしょうか。